投資診断士の試験に合格しました!その必要性や勉強内容とは?
皆さん投資診断士という資格をご存知でしょうか。
一般社団法人投資診断協会が認定している資格となり、
2019年3月に始まったばかりの新しい資格です。
まだ認知度が低いかもしれませんが、
先日こちらの試験を受けてきまして無事合格しました。
受けてみての感想は、意外に知らなかった内容も多くあり、
資格を保有するのとしていないのでは、
知識の幅が違うと思いました。
これまでは、
「投資経験がたくさんあるから資格なんていらない」
と思っていた部分もありましたが、人に助言するにしても、
金融の基礎や仕組みに精通してからアドバイスすべきと強く感じました。
今日はこれから投資診断士について少し深堀していこうと思っています。
Twitterでもこのようにご紹介しています。
投資診断士の資格を取ろうと思ったきっかけ
私はこれまで投資(資産運用)について、約15年の経験があります。
これまで行ってきた投資と言えば、以下の通りです。
✅ 株式投資(IPO、PO、国内、海外)
✅ FX(裁量トレード、自動売買ツール)
✅ 投資信託
✅ オフショア投資
✅ 保険
✅ 預貯金
✅ 外貨預金
✅ 不動産投資(区分マンション、一棟アパート)
✅ 太陽光発電投資
✅ 暗号資産(ビットコイン、アルトコイン)
長年かけて様々な投資を実践していると、
うまくいったり、いかなかったり、
一言では言い表せないくらい色んな経験をしてきました。
ここ数年では、投資に関して人から聞かれることも増えてきて、
都度アドバイスをすることもありましたが、
助言をするにあたって、
「もう少し知識の幅を広げようかな」
と思い、資格取得を検討することに。
早速、資産運用関連の資格について調べていると、
比較的難易度も易しく、出来たばかりの新しい資格である
「投資診断士」という資格が目につきました。
どんな資格か調べていると、以下のように記載されていました。
投資を検討している方、投資を検討しているが踏み出すのが怖い方、投資で後悔したくない方、そういった方々に投資についてのアドバイス(啓蒙)をしていくための資格です。近年では、NISAやiDeCoといった投資にまつわる制度や、仮想通貨などの新しい投資手法も生まれてきているため、そうした新しいトピックについてもカバーしております。
投資はこれからを生きる我々は必ずやらなければいけないことですし、
投資を踏み出すのが怖い方、後悔したくない方へのアドバイスという点で、
投資診断協会の考えに共感し、この資格を取得をすることにしました。
投資診断士資格の勉強で学ぶこと
まず、投資診断協会の基本理念として、「金融リテラシー」の向上を目的としています。
金融リテラシーとは
お金やお金の流れに関する知識や判断力の事を指し、社会の中で経済的に自立していくために必要なものと言われている。
引用:投資診断士テキスト一部抜粋
金融リテラシー向上を図る上で必要な、
投資に特化した項目を学んでいきます。
投資に関する基礎知識や投資商品の特徴
(株式、債券、投資信託、不動産、保険商品、FX、派生商品、貯蓄型投資商品、現物投資、暗号資産)、
更には投資商品の選び方についても学びます。
詳しくはこちらのページを参考にしてください。
投資診断士はどんな助言をするか?
投資診断士として、投資商品の選び方を助言するにあたり、
その人のライフプランに合った商品をアドバイスします。
株式、FX、不動産投資、暗号資産等、どの投資商品にもリスクがあります。
例えば、株式は収益性が高いけど、安全性に欠けます。 例えば、不動産投資はインフレに強いけど、少額では始められません。 例えば、暗号資産は安全性に欠けますが、収益スピードは高いです。 |
このように、すべての投資商品にはメリットデメリットがありますので、
リスクコントロールをしながら、資産形成していなければいけません。
特定の投資商品の話だけ聞いて、安易に投資を始めるのではなく、
その投資商品が本当に自分のライフプランに合った投資方法なのか、
よく理解してから始めるべきですね。
しかしながら、
「どの投資商品を選んだらいいかわからない」
という方も多いと思います。
そのような方は、投資診断協会が金融・投資をやさしく学ぶために作成した、
「リスクンテイクン」というボードゲームがありますので、
こちらで学ぶのもいいのでは。
私も購入しましたので、もしやりたい方がいればお申込みください。
投資診断士の勉強をしてみての感想
資格の勉強をしてみて感想はいくつかありますが、
その中でも特に感じたことは以下の通りです。
① 投資商品全般の幅広い知識が身に着いた
これまで実積のあった投資商品でも、 詳しい投資商品(不動産やオフショア投資)もあれば、 あまり詳しくない投資商品(債権、派生商品)もありましたが、 資格の勉強をすることにより、全体的な投資商品の知識が増えました。 |
② その人に合った投資商品を見つける
①と繋がりますが、これまでは詳しい投資商品に対しては、 実体験からメリットデメリットをお話できましたが、 投資全般の知識が深まったことにより、 これまでよりも更に適切な投資商品をアドバイスできる知識が身につきました。 |
③ コンプライアンス遵守の意識が更に高まった
相談者にアドバイスをするということは、 相談者の資産形成に大きな影響を与えるという自覚を更に強く持つようになりました。 また、消費者契約法、弁護士法や金融商品取引法に関わる内容を遵守の上、 アドバイスを行うべきだとより一層思うようになりました。 |
まとめ
今回は投資診断士の資格について、
ご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか。
投資に興味はあるけどどうしたらいいのかわからないという人も、
まずは投資診断士の資格を取って知識を増やすのもいいのではないでしょうか。
投資を実践しながら覚えていくのもいいですが、
基礎知識はあって損はありません。
堅実な資産形成を行い、安心安全の老後に備えましょう。