【不動産投資】一棟アパートの火災保険の必要性と失敗談とは
不動産投資を行われている方や検討されている方で、
どのような火災保険に入ったほうがいいか、
考えている方もいるのではないでしょうか。
現在私が保有している一棟アパートに対する火災保険は、
一番補償内容が手厚いものにしています。
理由としては、以前に補償内容が薄い火災保険に加入していて、
痛い目にあったことがあるからです。
今回は、その時の状況についてご説明いたします。
不動産を購入するとほとんどが火災保険に加入します
まず初めに、住宅購入時や投資用不動産購入時には、
万が一のリスクに備え、
ほとんどの方が火災保険に加入しています。
稀に火災保険に入っていない方もいるようですが、
不動産では、事故や災害が発生してしまうと、
その負担額は大きくなる場合が多いですから、
火災保険に入るのが一般的です。
私も投資用区分マンション、一棟アパート購入時には火災保険に加入しました。
1棟アパートにおける火災保険の加入の経緯
私が保有する1棟アパートの火災保険については、
購入時に加入しました。
購入した不動産会社さんが火災保険の代理店を行っていたので、
いくつかプランを出していただき、その中で比較検討し、
とある火災保険に加入することにしました。
この時入った火災保険の補償内容は、
火災や風災のみが補償されているだけの一番補償内容が薄い保険に加入しました。
なぜ私がこの時、一番補償内容が薄い保険に入ったのか。
① 火災保険代が高くなると、キャッシュフローが悪くなる
② 保有している区分マンションで、3年程度何も災害が発生していない
このような理由から、災害の発生頻度は低いであろう、
かつキャッシュフローを充実させたかったので、
火災保険は安い保険にしました。
水漏れが発生
1棟アパートを保有してしばらく経ったある日、
管理をお願いしている不動産管理会社さんから連絡がありました。
入居者さんから連絡があり、201号室のアパートのトイレから大量の水漏れが発生し、
1階の101号室まで被害が出てしまいました。
何とか水漏れは処置出来ましたが、壁紙や床の修繕に結構な費用がかかりそうです。
火災保険で何とかなると思うので、確認しておいてください。
うわ!マジかぁ。。。
と思いましたが、火災保険でカバーできるから大丈夫かと最初は安易な気持ちでした。
加入している火災保険の確認
自宅に帰り早速、自身が加入している火災保険を確認すると。。。。
水漏れ対象外。。。。 |
えっ!!!
でもでも、、、、修繕費用かなりかかりそうですよ???
念のため、加入している保険会社に状況説明し、
補償の対象にならないか確認するも、
私の加入しているプランでは補償されないとの事。
。。。。チーン(T.T)
その後、管理会社さんからの修繕の見積もりをいただき、
確認すると金額に愕然。。。
約200万。。。。 |
修繕費用を借りようか一時考えましたが、
借入を増やしたくないこともあったので、覚悟を決め全額自腹。
見込みが甘かった自分のせいではありましたが、
本当にいたーい、いたーい出費でした。
水漏れの発生頻度について
後から不動産管理会社さんに聞いたのですが、
一棟アパートの水漏れは結構多いようで、
年式が古くなればなるほど、そのリスクも高くなるとのことでした。
今からすると、当たり前と言えば当たり前ですね。
火災保険の見直し
このような経験から、加入していた火災保険を見直し、
一番補償内容が手厚い火災保険に切り替えました。
金額は確かに倍以上(3万が10万程度)の金額になりましたが、
災害のリスクを考えると、年間7万程度の違いであれば、
キャッシュフローにも大きな影響は出ないし、
最初から補償が手厚い火災保険に入っておくべきだったと、
自らの判断にとても反省をしました。
やはり人って、失敗から学ぶことは多いですね。
この水漏れ事件は、保険のありがたさを大いに感じる一件でした。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
私自身の水漏れ事件から火災保険を見直した体験談でしたが、
参考になりましたでしょうか。
私は、この事件が起きる前までは、火災保険に限らず、
保険はあまり入らなくていいと思っていた人間ですが、
現在は、保険は万が一の補償をよーく考えて、
することが必要だと思っています。
災害はいつどんな時に発生するかわかりませんし、
自分もいつ死んでしまうのかわかりません。
私のように、起きてしまった時にはすでに時遅し、
なんてこともあり得ますので、
この機会に保険全体を見直してみてはいかがでしょうか。
皆様が適切な保険に加入していることをお祈りしております。